職場のがん検診受診率、婦人科系は3割台 厚労省調査
2016年05月16日
厚生労働省が、企業の健康保険組合が実施するがん検診の実態調
査の結果を公表し、健康診断などの機会に、がん検診を受診して
いる従業員は、
肺がん約72%
大腸がん約61%
胃がん約57%
肝臓がん約50%
一方
乳がん約35%
子宮頸がん約32%
婦人科系の受診率が低いことがわかった。
異常が見つかった人のうち、精密検査を受けたのは
肺、大腸で約45%、
胃は約44%にとどまった。
また、6割の組合が従業員の受診状況を把握しておらず、未受診
者に対して、再勧奨している組合は約16%だった。