厚生労働省の諮問機関の労働政策審議会分科会は、男性の育児休
業取得を促進するための報告書案を大筋で了承した。
男性の育児休業のニーズが高い「子どもの誕生後８週間以内」に
限り、労使が事前に調整した仕事なら働けるようにする。
→現行では育児休業期間中は原則、働くことができない。
また、子どもが１歳になるまでの間に男性は、４回、女性は２回
まで育休を取得できるようにする。
→現行の制度は原則、子が１歳になるまでの間に１回のみ。
厚生労働省は、来年の通常国会に育児・介護休業法など必要な法
案の提出を目指す。
