最低賃金の引上げに向けた議論が、厚生労働大臣の諮問機関である中央
最低賃金審議会で始まった。
昨年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、引上げ幅が 0.1
%に留まった。
経営が厳しい経営者側は、引上げ凍結を主張する一方で、 労働者側は大
幅な上昇を訴えている。
7月中旬にも引上げ額の目安が出される 予定だが、今年度はどの程度引
き上げられるのかが注目される。