厚生労働省は、2024年度の介護保険制度の見直しについて、年内の結論
とりまとめを先送りする方針を固めた。
社会保障審議会で示された案はDX推進や人材確保にとどまり、ケアプラン
の有料化などの法改正を要する見直しは、2024年度からの実施を断念。
65歳以上の高所得者の介護保険料負担引上げやサービス利用料2~3割負
担の対象者拡大などは、来年以降も検討を続ける。