厚生労働省の調査によると、新型コロナウイルス感染による労働
災害の死傷者数(死者数と4日以上の休業者数)が、2022年
は、15万5,989人(前年の8倍超)となった。
このうち、医師や看護師、介護職員など「保健衛生業」が、9割
近くを占めた。
同省では、オミクロン株の流行や新型コロナ感染も労災補償の対
象になるという認識が広まったことが、背景にあるとみている。