警視庁が公表したまとめによると、全国の警察が2023年に摘発し
た営業秘密侵害事件は、26件で過去2番目に多く、警察への相談件
数(78件)は最多だった。
転職者の不正持出しが多く、転職者数の増加が背景にあるとみられる。
4月施行の改正不正競争防止法では、営業秘密の使用等の推定規定の
適用対象に産業スパイに加えて、元従業員や業務委託先等が追加され
訴訟が増えるとみる弁護士もいる。