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統計からみた我が国の高齢者のすがたについて(総務省)

総務省統計局では、「敬老の日」(9月15日)を迎えるに当たって、統計からみた我が国の高齢者のすがたについて取りまとめました。

高齢者の人口

高齢者人口は3296万人、総人口に占める割合は25.9%と共に過去最高

 65歳以上の高齢者(以下「高齢者」といいます。)人口は3296万人(平成26年9月15日現在推計)で、総人口に占める割合は25.9%となり、人口、割合共に過去最高となりました。

前年(3185万人、25.0%)と比べると、111万人、0.9ポイント増と大きく増加しており、これはいわゆる「団塊の世代」(昭和22年~24年の第一次ベビーブーム期に出生した世代)のうち、昭和24年生まれが、新たに65歳に達したことによるものと考えられます。

 男女別にみると、男性は1421万人(男性人口の23.0%)、女性は1875万人(女性人口の28.7%)と、女性が男性より454万人多くなっています。

 年齢階級別にみると、70歳以上人口は2383万人(総人口の18.7%)で、前年と比べ66万人、0.5ポイント増、75歳以上人口は1590万人(同12.5%)で、31万人、0.2ポイント増、80歳以上人口は964万人(同7.6%)で、35万人、0.3ポイント増となっています。

8人に1人が75歳以上

 高齢者の総人口に占める割合をみると、昭和25年には4.9%でしたが、平成25年に25.0%、26年に25.9%となり約4人に1人が高齢者となっています。

さらに75歳以上人口に注目してみると、昭和25年には1.3%でしたが、平成3年に5%、20年に10%を超え、26年には12.5%と初めて8人に1人が75歳以上となりました。

 国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、この割合は今後も上昇を続け、平成47年には65歳以上人口の割合が33.4%、75歳以上人口の割合が20.0%となり、3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上になると見込まれています。